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日記

カタコトの日本語でよく中国人に間違えられます。純日本人です。食べるの大好き。

自由って難しい。


自由ってなんだろう。



先月、勤めていた会社を辞めた。


大学へ進み勉強を4年間し続け、就活に苦しんだ末、社会人になれる自信が無かった私は、「なんか楽そうだから」という理由で調理の専門学校へ進んだ。


入学後1ヶ月ほどで調理が好きではない事に気付く。在学期間中に始めた調理バイト(2カ所)で嫌な目に合い、その思いは加速する。だが、卒業後に方向転換をする勇気もなく、先生に勧められた会社の試験をなんとなく受けたら受かったので、就職した。



これが今までで1番、自由から遠ざかる出来事の始まりだった。



調理の現場はどこも人手不足が深刻な問題となっている。私が配属された現場もそうだった。


人がいない、けど時間通りに食事を提供をしなければならない=ピリピリする、教える時間・教える人がいない


この最悪の状況の中、半年くらいは本当に地獄だったけど、毎日怒鳴られトイレで時に泣きながら無我夢中で働いた。そうしたらなんとなく仕事が出来るようになってきた。周りのピリピリをぶつけられる回数も減った。


人間関係は徐々に良くなっていったが、労働環境は全く良くなかった。


・現場責任者が現場にいない。

帯状疱疹になっても休めない。

・残業代が1円も出ない。


社会人1年目、あの時は比べるという事が出来ず、これが普通だと思っていた。今同じ事をやれと言われても出来ない思い出の数々。


次に異動した現場は、やたらと人が少なくて仕事量が多かった。

朝の7時から夜の23時までやっても終わらないような仕事量を抱えた部署だった。(私が馴れてないという事を抜きにしても終わらないと先輩に言われた量)しかも昼の休憩もなし。

電通と比べたら少ないと言われてしまうと思うが、これに加え毎日3時間の通勤時間もプラスされ、体力がない私はほとんど気力のみで生きていた。


これが2ヶ月続いた頃、何の為に生きているのかわからなくなり、死ぬ事を真剣に考えるようになった。自由とは死ぬ事なの?とさえ思った。


友達も彼氏もおらず、お金もない。

楽しい事が一つもない。


毎日仕事して、土日も返上して、

何の為にこんな思いをしてまで

仕事をしているのか?生きているのか?


そんな思いを抱き、これ以上この会社にいたら自ら命を絶ってしまうと思い、私は会社から解放されるという自由を求めて、退職した。





だが、自由は手に入らなかった。


辞めてからというもの、何もする気になれず、ペットとただ遊び家に籠る日々を過ごし、社会人として働いた2年半で減りに減った体重は止まる勢いを知らず増え続けている。


日々する事がなく、本当に暇だった。外出をし食事をする、買い物もする。税金を納める。

けど収入はない。労働を何もせずに生きるという事は、死んでいるも同然なのか?と思うほどでそこに自由はなかった。


自由とは適度な労働と、その労働対価である給料を貰う事で生まれる心の余裕があって初めて、成り立つものだという事を知った。


社会人になってから辞めるまでの間で様々な事を学んだ。こんなに仕事をするのが辛いなんて知らなかったと思った。だからこそ、自分の好きな自分でいられる毎日を過ごしたいとも思った。どうせ仕事して生きていくのが辛いなら、いいお給料が貰える仕事に就こうとも思った。


今はアルバイトをして毎日を過ごしているが、春からは資格を取る為に貯めた貯金をつぎ込み、進学を決めた。


私は自分の好きな自分になり、自由を求めて最低限の労働を続ける努力する事を決意した。